【発電機メーカー】日本と中国の違い 3選

この記事では発電機(インバーター発電機を含む)の日本メーカーと中国メーカーの違いについて大きく3つのポイントに分けて説明をしていきます。発電機の購入を検討されている方の手助けが出来れば大変嬉しく思います。

日本メーカーと中国メーカーの違い 3つのポイント

  • 品質
  • 価格
  • アフターサービス

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品質管理

「品質」の差はズバリ、「不良率≒クレーム発生率」の違い。

そもそも日本と中国ではメーカーの品質管理の考え方に根本的な違いがあります。ただし、発電機を購入するお客さんの立場で考えた場合、単純に日本メーカーが全ての面で優れているという訳ではありません。「品質管理」に限定して言えば間違いなく日本メーカーの品質管理は信頼性が高く優れています、しかし時と場合によっては過剰品質とも言える品質管理により、製造コストが高くなり、結果として発電機の値段が高くなってしまうからです。

筆者の経験から言うと、発電機を購入し、製品に製造上の不具合(クレーム)が発生する確率は日本のトップメーカーの場合は平均して0.1%以下、中国メーカーに関しては当たり外れがありますが、0.5%から1%前後ではないかと思います。

一般的に中国製造業は大規模な工場やサプライチェーンが複雑になることで、品質管理自体が煩雑になっています、さらに一部の工場では品質管理よりもコスト削減に重点を置くことで製品の品質が犠牲になっています。

中国メーカーの中でも信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切ですね。

価格

中国製の発電機は日本トップメーカーの発電機の半値程度で購入可能。

日本を代表する発電機のトップメーカーであるHONDA(本田技研工業)、YAMAHA(ヤマハ発動機)に対して、中国メーカーの発電機は半値程度で購入することができます。メーカーにこだわらず、とにかく安く購入したいという方もいると思いますが、初心者の方の場合は特に発電機という製品の特性からすると、「安かろう悪かろう」で購入することは基本的にはおすすめしません。ある程度ご自身でメンテナンスをすることが出来る方が家庭用、レジャー用で使用するのであれば、信頼できる中国メーカーの発電機はコストパフォーマンスからみて最適解かもしれません。

「プロが本当におすすめするインバーター発電機メーカー5社を紹介」こちらの記事も参考にしてみてください。

信頼できる中国メーカーの見分け方など、おすすめできる中国メーカーに関しては今後別の記事でも紹介したいと思います。

下記は参考までにHONDAとEENOURの同じ定格出力のインバーター発電機の価格差、ざっくり半値で購入できますね。

アフターサービス

最悪の場合、購入後の窓口が存在しないケースも・・・購入前にしっかりと確認する必要あり。

日本メーカー、中国メーカーに限らず、amazonや楽天のネットショップで発電機を購入した場合、購入後、発電機に何かしらの不具合が発生した際の窓口がしっかりと対応してもらえるかが重要なことは言うまでもありません。

問題発生時は基本的には購入したネットショップへ連絡をして対応を依頼することになりますが、最悪の場合サポートセンターに繋がらない、クレームに関してまともに取り合ってもらえないケースもあるようです。

購入を検討している商品の口コミ評価を参考にしてみてください。
高評価ではなく、低評価の口コミも確認してみるとトラブル時の対応方法など確認することができます。

トラブルに関しては最悪のケースも覚悟して購入するか、どうしても不安であればホームセンターなどの実店舗で購入するというのも一つの方法です。HONDA、YAMAHAなどの最大手のメーカーのものであれば全国に修理などを請け負ってくれる代理店はありますが、ネットで購入した場合などは保証外になってしう可能性もあるからです。その点、実店舗での購入であれば何か問題があっても店舗に持ち込みをすれば対応してもらえるので安心感があります。

交換部品が手に入らないケースもある。

メーカーの修理代理店で修理をしたい、ご自身で発電機の修理、部品交換ができる方にとっては、交換用部品が手に入るかどうかも重要なポイントになります。その点、HONDA、YAMAHAなどの発電機は適切なメンテナンス、消耗部品の交換をしながら長期間の使用をすることをメーカー自身が想定しています。

少し専門的な話になってしまいますが、キャブレター、スパークプラグ、エアクリーナーのエレメント、フィルターなどは消耗品となりますので、長期間使用をする場合、交換が必要になってくる代表的な部品となります。基本的には日本のメーカーの発電機であれば現行モデルの製品であれば、取り寄せることができます。

そもそも長期間の使用を想定していないメーカーもあるので、ある程度割り切ることも大事かもしれません。

アフターサービスに重点を置いていない中国メーカーの場合、交換用部品が手に入らないケースもあります。製品自体が安価なこともありますが、有償修理をするくらいなら新たに新品を購入した方が安上がりだったりもします。

まとめ

日本メーカーをオススメする人

  • 予算に余裕あり
  • 簡単な修理、部品の交換ができる
  • 出来るだけ長期間使用したい
  • 業務で使用する

中国メーカーをオススメする人

  • 出来るだけ安く購入したい
  • 自分で修理や部品交換は考えていない
  • 保証期間(1年〜2年)の使用で十分
  • キャンプやレジャーで使用する

以上、発電機の日本メーカーと中国メーカーの違いについて説明しました。参考になったでしょうか。

「もっとこういう話が知りたい」などご要望がありましたらこちらからご連絡いただけるとありがたいです。

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