NordVPNを勧める3つの理由【はじめてのVPN】

この記事では筆者が実際にNordVPNを利用した感想とメリット・デメリットを紹介します。
NordVPNの利用を検討している方は参考にしてみてください!

VPNの利用目的はビジネスシーンでのセキュリティ確保、国内外からのVODサービスの利用など、さまざまな目的があるかと思います。

VPNサービスは料金が有料・無料を含め、有名なサービスはいくつも存在します。

ネットでVPNサービスについて検索をすると上位表示される有料サービスのひとつがNordVPNです。

この記事では、NordVPNの特徴やメリット・デメリット、どんな方がNordVPNのサービスに適しているのか、NordVPNを勧める3つの理由を実際にサービスを利用した感想、口コミを元に紹介します。

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NordVPNを初心者にすすめる3つの理由

  • 通信速度が速く安定している。
  • 固定IPの付与、セキュリティは他社と比較しても頭ひとつ抜けている。
  • シンプルな設定・操作方法と丁寧なカスタマーサービス。

NordVPNをお勧めするにあたり、VPNを利用する目的を明確にし、NordVPNのサービスの特徴、メリット・デメリット、サービスの料金などを他社とも比較をし、納得したうえでNordVPNのサービスに申し込みをいただきたいと思います。

VPNの使用目的

  • 海外から日本のVODサービスを視聴したい。
  • 日本から海外のVODサービスを視聴したい。
  • 中国国内でネットを利用したい(LINE、Google、YouTube)1
  • テレワーク、リモートワーク中の外部への情報漏洩を防ぐためのセキュリティ対策

NordVPNの特徴と他社比較

NordVPNの特徴として固定IPを付与している点が挙げられます。

有名VPNの中でもこの固定IPを付与しているサービスは意外に珍しく、近年増えてきているリモートワークで自宅から会社のネットワークに接続する場合や、IoT機器への接続が必要な場合でも、NordVPNであれば問題なく接続することが可能です。

筆者も出張で海外(米国・中国)から会社のネットワークへ接続する際に問題なく作業ができました。固定IPが必要なネットワークにも外部から接続できることは大きな強みだと思います。

通信速度に関しても筆者が使用する限りは特に問題なく使用ができました。特にストリーミングでの動画視聴も日本国内で視聴する場合と変わらず視聴ができたのは驚きました。(中国出張時に無料のVPNサービスも併用していましたが、回線が不安定でYouTubeの視聴は全然だめでした。

料金とサービスの内容は他社との比較はこちらの表を確認してみてください。

料金に関しては他と比較しても同程度になります。

有料サービスなので当然ですが、ノーログポリシー2についても問題ありません。

解約する際は少々手続が面倒ではありますが、30日間返金保証も付帯しています。

サーバー設置国と各都市のサーバー設置数も申し分はありませんが、サーバーに関しては複数の国や地域からの接続が必要でない場合は、それぞれの公式サイトからご自身が使用する地域のサーバー設置とサーバー台数を確認することをおすすめします。

また、中国でのVPN接続を売りにしているサービスもあります。NordVPNも規制が厳しい中国でのVPN接続に対応するため規制回避用のサーバーを開発しています。万が一接続に問題が発生した場合でもカスタマーサポートが対応してくれる点は安心できます。

NordVPNのメリット

通信速度はかなり安定しています、筆者が実際に使用した感想として、音楽はもちろん、動画のストリーミング再生に関しては全く問題ありませんでした。

繰り返しになりますが、固定IPの存在は筆者にとってはプラス査定でした。無料のVPNサービスでは固定IPどころか、セキュリティ自体に不安がありますし、有料のVPNサービスであっても固定IPを付与していないサービスも存在します。VPNサービスを検討されている方で、外部から固定IPを必要とするアクセスが必要な方はこの点は契約前に必ず確認をするようにしてください。

VPNの設定方法の自由度はかなり高めです、各種決済方法にも対応しています。筆者も登録から使用開始まで数分で完了しました。

利用開始までの手順はこちら

  1. メールアドレスを登録して認証する
  2. NordVPNの契約ページにアクセスする
  3. 利用プランを選択する
  4. 決済をする
  5. ソフトウェアのダウンロード
  6. ソフトウェアからログイン
  7. 接続するVPNサーバーを選択して接続する

利用可能な決済方法一覧

NordVPNのデメリット

NordVPNはネットのVPNサービスランキングでも常に上位にランクインする優秀なサービスですが、完璧なサービスではありません。ここでは実際に使ってみて感じたデメリットを紹介します。

同時接続デバイスが6台と割と少なめな点は利用する方にとっては注意が必要です。特にビジネスで利用を考えている方、同行する友人と共用で利用するデバイスが複数ある場合は事前に確認をしておくことをお勧めします。

30日返金保証の保証期間内でのキャンセル手続が面倒な点があげられます。継続課金をキャンセルすることは自動更新をキャンセルすれば問題ありませんが、30日返金保証を利用する場合は公式サイト上からのキャンセルができないため、カスタマーサービスへ連絡をしたうえで返金手続きをする必要があります。この点は面倒に感じる方もいると思います。

VPN接続に関して100%は存在しない

NordVPNに限ったことではありませんが、ネット上で口コミなどを検索してみると、中国では接続できなかった、速度が遅かったなどの口コミも見つかりました。NordVPNは総合的にみて優秀なサービスであることは間違いないと思いますが、使用する環境、接続をするサービスによっては使用に問題が起こるケースは残念ながらリスクとして割り切る必要があります。この点に関しては30日返金保証のサービスを利用し、実際に接続と通信速度の確認をすると良いと思います。

【まとめ】NordVPNがおすすめな人

NordVPNをおすすめする人はこんな人です。

  • 通信速度とセキュリティを重視する人
  • 固定IPを必要とする人
  • 複雑な操作が苦手な人、VPN接続初心者の人

上記の項目に該当する人はNordVPNの利用を検討すると良いと思います。

おまけ】 有料サービスを強くすすめる理由と無料サービスがおすすめできない理由

この記事では有料VPNサービスのNordVPNについて紹介しました。

最後になぜ有料サービスを強くすすめるのか、なぜ無料サービスはおすすめできないのかを説明します。筆者も海外駐在時代に無料のVPNサービスを利用していましたが、そもそも接続が不安定でYouTubeの動画一本まともに視聴することが出来ませんでした。これは無料サービスでは通信制限がかかり通信速度が安定しないためです。また、セキュリティが必要な場合にも無料のサービスは向いていないと言えます。

旅行先や空港などでの待ち時間など、一時的な利用であれば無料VPNで十分な場合もあります。筆者は有料VPNサービスの補助の目的で無料VPNの登録をしていましたが、今のところNordVPNのサービスで満足できています。

この記事が、ご自身の使用目的と環境によって最適なサービスの検討の参考になれば幸いです。


  1. 中国本土ではLINE、Google、YouTubeは使用できません。Gmailも使用できないため、ビジネスで使用している方は中国への渡航の前に対策が必要です ↩︎
  2. ノーログポリシーは利用者の閲覧履歴やIPアドレスなどの記録を保存しないことです。ログを記録しないため、プライバシー保護、セキュリティの点で優れています。 ↩︎