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この記事の中では初めてのサウジアラビア出張を控えているビジネスマンに向けてサウジアラビア到着前に準備するべきこと、そしてイスラム教を国教とするイスラム圏での注意するべき行動についてまとめています。
この記事を読むことでサウジアラビアの文化、ビジネスマナーを理解し、不用なトラブルを未然に防ぎ、出張をスムーズに進めることができます。
サウジアラビアへの出発前、移動時、現地での注意点についてそれぞれまとめています。
それでは参ります!
サウジアラビア出発前に準備すること
サウジアラビアへ入国するためにはビザが必要。
以前は東京のサウジアラビア大使館へ出向く必要がありましたが、2023年6月8日からe-Visaの取扱が始まりました。
ビジネス用のマルチ、シングルのビザ発行にかかる費用は300リアルと保険料180リアルの合計480リアル(約14,400円)が必要になります。(1リアル=約30円)
渡航する時期、渡航目的によって申請方法が異なる場合があります。具体的な手続方法については旅行代理店もしくはサウジアラビア大使館の公式ウェブサイトを確認してください。
e-Visaの申請はこちらのウェブサイトから申請することができるので事前に確認をしてみてください。
現地通貨への両替は出発前に済ませておくのが良い
現地通貨への両替は出国前に済ませておくことをおすすめします。
理由1、そもそも日本円の両替を受け付けてくれない場合があります。USDであれば問題ありません。
理由2、現地到着時間によって、深夜などは当然両替の窓口は閉まっています。また、礼拝の時間にも両替の窓口を閉めてしまいます。
到着時に慌てないように、サウジアラビア入国前には両替を済ませておいてください。
ホテルやレストランではクレジットカードが使用できます。
タクシーや少額の買い物などは現金決済がおすすめです。
変換プラグは忘れずに準備
サウジアラビアのコンセント形状は日本と異なるため、下記のような変換プラグは出発前の準備は必須です。
サウジアラビアに持ち込めないもの【要注意】
イスラム教を国教とするサウジアラビアではイスラム教の戒律によって、持ち込みを禁止されているものがあります。
これらの品物がサウジアラビア入国時の手荷物検査などで見つかった場合、没収などに留まらず、身柄の拘束など厳しい処罰を受ける可能性があるので注意してください。
アルコール類
免税店などで購入した酒類の持ち込みも禁止されているため注意してください。
ポルノ雑誌類
ポルノ雑誌の持ち込みはNGです。水着の写真などもNGのため、週刊誌などの持ち込みもやめておいた方がよいでしょう。
私の周りでは聞いたことはありませんが、パソコン、スマートフォン、CD、DVDなどもチェックされることもあるようです。
豚肉類(ゼラチンに注意!)
豚の成分が含まれる食品、革製品の持ち込みが出来ません。
ゼラチンの多くも豚肉由来の原材料を使用しているため注意が必要です。
ゼリーやグミなどゼラチンを使用している食品は意外と多いため注意してください。
また実際にはゼラチンを使用していないとしてもゼリーなどの食品を現地の方へのお土産に渡すことは避けた方が良いでしょう。
サウジアラビア現地で気をつけること
服装
サウジアラビア人などサウジアラビアに居住している女性はアバヤ(襟元から足首までを覆う上着)を着用しています。
外国人観光客の着用義務はありませんが、肌を露出する服装は思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるため注意してください。
男性も同様にモスク(イスラム教の寺院、礼拝堂)など観光で訪れる際は半ズボンなどはマナー違反となるため適切な服装を心がけてください。
サウジアラビアの気候はとても暑く乾燥していますが、屋内に入ると冷房が凄まじく効いているため、屋外との寒暖差で体調を崩さないためにも薄手の上着を持っていくことをおすすめします。
写真撮影に注意
サウジアラビアは日本では見かけることができない特徴的な外観の建物が多く存在するので、つい写真撮影をしたくなると思います。
しかし、王宮関連施設、政府関連施設などの写真撮影は禁止されています。
観光地であっても同様に禁止されている場合があるため写真撮影をする際は周囲の人に事前に確認をしてください。
また、現地の女性の写真撮影にも注意が必要で、本人の承諾があったとしても家族からの訴えで身柄を拘束されるなどのトラブルに発展する場合があるため注意が必要です。
まとめ
マナーを守れば日本では体験ができない経験を得ることができます。
この記事を参考にしていただき、有意義な出張となることを願っています。
終わりっ!