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この記事では通算100回以上の中国への出張経験のある筆者が「初めての中国出張で絶対に準備すべきこと」を大きく3つに分けて紹介しています。
初めての海外出張が中国という方は最後まで読んで頂ければ現地で困ることなく、慣れない海外での仕事にも100%集中することができます。
記事の中では中華圏ならではの文化、習慣についても紹介していますので、中国以外の国への出張に慣れている方にもおすすめしたい記事になっています。
持ち物
中国は都市部であればFamily Martやローソンなど日本でもお馴染みのコンビニがあるので、ちょっとした日用品であれば現地調達することが可能です。
ただし、郊外や田舎に行くと便利店(bianlidian)といういわゆる雑貨屋さんみたいなお店しか無くなってしまいますので、出来るだけ日本で準備しておく方が無難です。
基本的な持ち物についてはこちらのリストで確認してください。
基本アイテム
- パスポート 有効期限に注意してください。(ビザ取得のためには6ヶ月以上必要)
- 航空券(eチケット)
- ホテル予約確認書
- 出張スケジュール
パスポート、ビザ、海外旅行保険証書など重要書類やホテル予約確認書は電子データだけでなく、コピーを持っておくと安心です。
電子機器
- スマートフォン
- 充電器
- モバイルバッテリー
- USBケーブル
中国のホテルは経験上、日本のコンセントが使用できるので変圧器などは特に持っていかなくてもOKです。
モバイルバッテリーに関しては預け荷物に入れておくことができないため、機内持込となります。
モバイルバッテリーは航空会社などによって持ち込みの制限数に違いはありますが、複数個の機内への持込ができないため、最大で2個までにするようにしてください。
服装はON・OFFの2パターン用意するのがおすすめ!
中国のビジネスシーンにおいても業界によって求められるTPOにも違いがあります。
筆者のいた業界ではよほどフォーマルな席でない限りネクタイを締めてスーツを着ることはなく、いわゆるビジカジな服装でOKでした。
ビジネス用の衣類に加え、自由時間や移動時用のカジュアルな服装も1セットは持っていくことをおすすめします。
スーツケースに余裕があれば、靴も2足あると良いでしょう。
筆者のおすすめはクロックスタイプのサンダルです。
ホテルの朝食時など革靴で行くのは面倒ですし、スニーカーよりはかさばらないためおすすめ!
滞在する施設やホテルによっては空調が効きすぎたり、空調の調整ができない場合に備えて、夏場であっても長袖の上着を持ってくことも忘れないでください。
健康管理と衛生面に関する持ち物
- 常備薬
- 衣類用消臭スプレー(ファブリーズなど)
- ポケットティッシュ (絶対に持っていくべき)
- マスク・耳栓・アイマスク
- 生理用品など
衣類用消臭スプレーとポケットティッシュに関しては絶対に持って行った方が良いです。
日本のビジネスホテルの部屋には衣類用消臭スプレーが常備されていたり、必要であればコンビニなどで簡単に購入することができます。中国ではそもそも衣類の匂いなどに対しての意識がそこまで敏感ではないです。出張の際に訪問先との会食などで本場の中華料理を味わう機会もあると思います。意外と服に匂いが残ります。(焼肉を食べた後を想像していただければ分かりやすいです)
100mlを超える液体の機内持込はNGです。
消臭スプレーは預け荷物に入れておきましょう!
ポケットティッシュは本当に本当に必需品!!
中国ではホテルや空港以外のトイレにトイレットペーパーが置いていないことが多いため、ポケットティッシュは必需品です。
もちろん現地調達することは可能ですが、普段の出張よりも多めに持っていくと良いでしょう。
その他(あると便利なもの)
- 食料(お菓子やカップラーメン)
- 折り畳み傘
- ジップロック 何かと便利です
- 文庫本 移動の際の暇つぶしに
食料については好みが分かれるところですが、同僚はカップラーメンを常に持ってきていました。
ホテルの部屋にはケトルが置いてありますが、箸はありません。カップラーメンを持っていく場合は割り箸も忘れずに持っていってください。
折り畳み傘を機内持込する場合は手荷物検査の際に鞄から取り出してください。鞄に入れたままだと100%再検査になります。
QRコード決済 (WeChatペイもしくはアリペイ)
中国ではQRコード決済の普及が進んでいるので、現金決済ができない店やサービスがあるほどです。
タクシーの支払いでも現金を出すとドライバーがお釣りを用意していなかったり、現金での支払いを嫌がられることも多いです。
中国では支付宝(ずーふーばお)と微信支付(うぇいしんずふ)の2つのサービスが大半を占めています。
こちらのロゴは免税店や家電量販店などで見かけた方も多いのではないでしょうか?
以前は中国の銀行口座を持っていないと利用できない時期もありましたが、現在はクレジットカードがあれば登録できるようになっています。
登録が面倒な方や、今回限りの中国出張という方は100元札だけでなく、小額の紙幣を用意しておくと良いでしょう。
VISA、マスターカードなどクレジットカードも街中では使用不可
空港やホテルでは問題なく使用ができますが、街中のレストランなどではVISA、マスターカードなど中国から見た外資系のクレジットカードは使用できない場合が多いため、注意してください。
中国でもクレジットカードを使用したい場合は、銀聯カード(ぎんれんカード)が三井住友カードから発行ができます。
インターネット接続の制限
中国国内でのインターネット利用には様々な制限があります。
中国国内ではGoogleのサービスは使用できません。そのため、仕事でGmailなどを利用している方は注意してください。
YouTube、AmazonプライムなどのVODサービスのストリーミング再生も不可です。
Netflix、AmazonプライムなどダウンロードすることができるVODサービスの場合は事前に端末にダウンロードをして、機内モードで再生をすることは出来ますので、出発前に何本か映画をダウンロードしておくと良いでしょう。
中国滞在時にどうしても日本の社内システムやGoogleのクラウドサービスへのアクセスが必要な場合はVPN接続を検討してください。
こちらの記事でおすすめのVPNサービス、VPNについて詳しく説明してありますので参考にしてみてください。
まとめ
中国出張で準備しておくことをまとめてみました!
今回の中国出張でスーツケースの購入を検討されている方はこちらの記事もあわせて読んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!おわりっ!